総領事の活動 2022年

令和4年12月27日

加藤総領事のドイツ・マネジメント・アカデミー・ニーダーザクセン訪問
 12月19日(月)、加藤総領事は、ニーダーザクセン州ツェレ市に本部を置くドイツ・マネジメント・アカデミー・ニーダーザクセン(DMAN)を訪問し、ヴルスト同所長を表敬しました。  DMANは、1989年にニーダーザクセン州政府および同州内経済関係団体により設立され、東欧やアフリカ、アジアなど様々な地域からの参加者を対象に各種研修を実施しています。日本は2021年から対象地域に加わり、最初の試みとして、ニーダーザクセン州と友好提携県である徳島県の女性リーダーを対象とした研修プログラムが組まれ、本年9月には同女性リーダー一行が来独して研修に参加しています。  加藤総領事は、DMANによる日本への協力に謝意を述べ、本年で友好提携15周年を迎えた徳島県とニーダーザクセン州との交流がDMANを通じて今後一層拡充していくことにつき、ヴルスト所長との間で意見交換を行いました。

加藤総領事のツェレ市長表敬
 12月19日(月)、加藤総領事は、ニーダーザクセン州ツェレ市を訪問し、ニッゲ・ツェレ市長を表敬しました。   
   加藤総領事からは、ツェレ市在住の邦人に対する日頃の支援に感謝を述べるともに、中世的な風景が色濃く残り観光業がさかんである同市との経済・文化交流について意見交換を行いました。

徳島県・ニーダーザクセン州友好提携15周年記念 阿波人形浄瑠璃・阿波踊り公演
 12月18日(日)、加藤総領事は、徳島県ニーダーザクセン州友好提携15周年を記念した「阿波人形浄瑠璃・阿波踊り特別公演」(於:ハノーファー旧市庁舎、ハノーファー独日協会・ニーダーザクセン州共催)に出席しました。
 この公演は、友好提携15周年を記念して来独中の徳島県文化訪問団により行われました。徳島県公式代表団として来独中の酒池副知事、南県議会議長が、またヴルフ元連邦大統領(元ニーダーザクセン州首相)が出席され、モアース州学術・文化大臣が州政府を代表して歓迎の辞を述べました。
 阿波人形浄瑠璃の代表的演目の「寿二人三番叟」、「傾城阿波鳴門」の上演、デジタル襖からくりの披露は、250名の観客を魅了しました。また、阿波踊りも披露され、観客全員が踊りの手解きを受けた後、最後は全員で立ち上がって阿波踊りを踊り、会場は大いに盛り上がりました。

ブレーメン・ブレーマーハーフェン商工会議所会頭主催昼食会への参加
 12月2日(金)、加藤総領事は、ブレーメンを訪問中の柳駐独大使とともに、ドゥッブレス=アルブレヒト・ブレーメン=ブレーマーハーフェン商工会議所会頭主催の昼食会に参加しました。同昼食会では、先日のシュタインマイヤー大統領訪日に同行されたハンザフレックス社CEO、日本に支店を持つシコラAG社CEOからもお話を伺うとともに、商工会議所が来年に予定している訪日計画や日本経済の課題について意見交換を行いました。

ブレーメン州首相及び州議会議長表敬
 12月2日(金)、加藤総領事は、柳駐独大使のボーフェンシュルテ・ブレーメン州首相およびイムホフ・ブレーメン州議会議長への着任表敬に同席しました。
表敬の際は、ボーフェンシュルテ州首相およびイムホフ州議会議長からのサッカー日本代表のW杯決勝トーナメント進出への祝辞に対する謝意を述べるとともに、今後の日独関係、日ブレーメン関係の強化に向けて意見交換を行いました。また、イムホフ議長からは、日本のポップデュオ・ヨルシカの楽曲「ブレーメン」のオフィシャルビデオがYouTube上で百万回以上閲覧されていると聞き、喜んでいるとのご発言がありました。
 ブレーメン市庁舎、ブレーメン州議会、ブレーメン商業会議所には、柳大使の来訪を歓迎し、日章旗が掲げられました。

加藤総領事のブレーメン・ブレーマーハーフェン商工会議所会頭表敬
 11月17日(木)、加藤総領事は、ブレーメン商業会議所において、ドゥッベルス=アルブレヒト・ブレーメン・ブレーマーハーフェン商工会議所会頭を表敬訪問しました。
 ブレーメン及びブレーマーハーフェンは、国際港湾を有することから、古くから日本との間でも対独、対欧通商関係のドイツにおける玄関口の一つとなっています。
 加藤総領事は、今後の日ブレーメン経済関係につき意見交換を行いました。

加藤総領事のブレーメン大学学長表敬
 11月17日(木)、加藤総領事は、ブレーメン大学を訪問し、ギュンター・ブレーメン大学学長を表敬しました。 
 ブレーメン大学は、北海道大学をはじめとする複数の日本の大学との間で学術・学部間交流を行っています。加藤総領事は、こうした交流を今後一層拡充していくことにつき、ギュンター学長との間で意見交換を行いました。

「二十五弦箏とカンテレ(フィンランド弦楽器)との出会い」コンサート
 11月15日(火)、加藤総領事は、ハノーファーで開催された「二十五弦箏とカンテレ(フィンランド弦楽器)との出会い」コンサートに出席し、フェルトハウス在ハノーファー・フィンランド名誉領事とともに、冒頭挨拶を行いました。
 二十五弦箏者の中井智弥氏とフィンランドのカンテレ奏者エファ・アルクラ氏のデュオは、しばしば欧州でも公演されています。今回は、ニーダーザクセン独フィンランド協会の招へいで訪独され、同協会とハノーファー独日協会の共催で、ハノーファーで初のコンサートが開催されました。
 日本及びフィンランドの民謡や唱歌、両国の作曲家による曲などをアレンジした曲や両アーティスト作曲による作品が演奏され、二十五弦箏とカンテレが紡ぐ美しく伸びやかな音色を通じた異文化交流の世界に、観客は魅了されました。

日系企業拠出によるハンブルク工科大学・量子科学技術教授職就任式
 11月9日(水)、加藤総領事は、ハンブルク工科大学に富士通テクノロジー・ソリューションズ社(本社:ミュンヘン)の拠出で設置された量子科学技術教授職へのクリーシュ教授の就任を祝う行事に出席し、挨拶を行いました。
 2020年10月、富士通はハンブルク工科大学に量子科学技術教授職を設置するための支援を行うことを決定し、その後の準備を経て、11月1日付けでクリーシュ教授が同教授職に就任されました。
 加藤総領事からは、ハンブルク工科大学に日系企業からの拠出によりこのような教授職が設置され、クリーシュ教授が就任されたことを歓迎し、産学連携により量子科学技術が一層発展すること、また日独協力が一層深化することを期待する旨述べました。

神戸代表団のハンブルク訪問
 ハンブルク州と連携・協力に関する覚書(MOU)に基づく協力関係にある神戸市から代表団が来訪しました。11月7日(月)には安達和彦・日独友好神戸市会議員連盟会長他一行がエンゲルス・ハンブルク州議会副議長を、11月8日(火)には今西正男神戸市副市長及び安達日独友好神戸市会議連会長他一行がチェンチャー・ハンブルク州首相を表敬し(両表敬とも加藤総領事が同席)、神戸市・ハンブルク間の今後の協力関係につき、有意義な意見交換が行われました。

第8回ハンブルク国際絵画ビエンナーレ
 11月7日(月)、第8回ハンブルク国際絵画ビエンナーレ(2020)の授賞式が、ハンブルク市内ベルクドルフ城美術館で開催され、日本出身の画家、星智(ほし さとし)氏(ベルリン在住)が2位を受賞されました。表彰式には、加藤総領事が臨席しました。
 この国際絵画展は、2年ごとにハンブルク海外文化交協会が開催しており、第8回ビエンナーレのテーマは、「エコロジー論議における環境:水素」でした。世界中から応募のあった500を超える「水素」をテーマとした絵画の中から、星智氏の作品を含む計45作品が選抜され、ハンブルク・ベルクドルフ城美術館で展示されています(2023年1月末まで)。
 表彰式と展示会は、当初2020年に予定されていましたが、コロナ禍により延期され、今回、執り行われたものです。「水素」がテーマであったことから、ヴェストハーゲマン・ハンブルク州経済大臣からの祝辞も披露されました。

加藤総領事のリューベック市首長及び市長表敬
11月1日(火)、加藤総領事は、リューベック市庁舎にて、プシャデル同市首長、リンデナウ同市市長を表敬しました。
今年2022年は、川崎市リューベック市友好関係協定提携30周年にあたります。  


 

加藤総領事の「ポラリス・コンベンション」オープニングへの出席
  10月28日(金)、加藤総領事は、「ポラリス・コンベンション」(於:ハンブルク・メッセ。10月28日~30日)のオープニングに出席し、挨拶を行いました。オープニングには、ブロスダ・ハンブルク州文化大臣、アウフデアハイデ・ハンブルクメッセ代表も出席しました。
  ポラリス・コンベンションは、日本発祥のポップカルチャー(ゲーム、アニメ、漫画、コスプレ、和食など)を中心に、eスポーツ、ダンスなど様々な現代の大衆文化を、来訪者も一緒に参加・体験するテーマパーク的イベントで、ドイツ内外(日本を含む)から150団体以上のクリエーターや企業が出展して、ハンブルクではじめて開催されました。
加藤総領事からは、日本発祥のポップカルチャーがドイツや各国で受け入れられ、各地に適合しながら、多くの人々に楽しまれていることを歓迎するとともに、伝統的国際都市であり、エンターテインメントの盛んなハンブルクで開催されるポラリス・コンベンションが、訪問者、クリエーター、関連企業など参加者全員が楽しむイベントなることを期待すると述べました。

加藤総領事のハンブルク・ウェルカムセンター訪問
 10月19日(水)、加藤総領事は、2021年1月に新たに開設されたハンブルク・ウェルカムセンターを視察し、長期滞在の外国人の滞在許可手続きなどの業務について説明を受けた後、キンデル州内務省移民局長他と意見交換を行いました。
 加藤総領事からは、在留邦人に対する日頃の支援に感謝し、引き続きの協力を依頼しました。

加藤総領事のハノーファー大学学長表敬
 10月7日(金)、加藤総領事は、エッピング・ハノーファー大学学長を表敬しました。
 ハノーファー大学は、複数の日本の大学との間で学術・学部間交流を行っています。加藤総領事は、こうした交流を今後一層拡充していくことにつき、エッピング学長との間で意見交換を行いました。

加藤総領事のブラウンシュヴァイク市長表敬
 10月6日(木)、加藤総領事は、ニーダーザクセン州ブラウンシュヴァイク市を訪問し、コルンブルム・ブラウンシュヴァイク市長を表敬しました。 
 加藤総領事からは、ブラウンシュヴァイク市在住の邦人および日系企業に対する日頃の支援に感謝を述べるともに、ドイツおよびヨーロッパにおいて最も学問・研究が盛んな都市の一つである同市との経済・学術交流について意見交換を行いました。

加藤総領事のヴィルヘルムスハーフェン市長表敬
 9月29日(木)、加藤総領事は、ニーダーザクセン州ヴィルヘルムスハーフェン市庁舎にて、ファイスト市長を表敬しました。
 加藤総領事とファイスト市長は、ドイツ唯一の深水港を擁するヴィルヘルムスハーフェン市と日本との関係につき、種々意見交換を行いました。

加藤総領事のハンブルク風力エネルギーメッセ・福島県ブースの視察
 
 9月27日(火)、加藤総領事は、ハンブルクにて開催中の風力エネルギーメッセにおける福島県ブースを視察しました。このメッセは2年毎にハンブルクで開催される国際メッセで、対面開催は、2018年以来です。
 福島県はハンブルク州との間で再生可能エネルギー・省エネ等の分野における連携覚書を2019年に署名し、具体的な協力を推進しています。今回の出展では、ハンブルクとの協力の成果も踏まえた福島県の風力発電事業の最新の状況や技術などが紹介されています。

加藤総領事のハンブルク州ミッテ区長表敬
 9月21日(水)、加藤総領事は、ノイバウアー・ハンブルク州ミッテ区長を同区役所に表敬訪問しました。
 ミッテ区には多くの在留邦人・日本企業が在住・進出しています。また、同区内公園「プランテン・ウン・ブローメン」には日本から寄贈された桜の木や日本庭園があり、定期的に茶会も開催され、多くの人々が日本文化に親しんでいます。
 加藤総領事からは、ミッテ区の在留邦人、同区に進出する日系企業に対する区側からの協力・支援、また日本庭園の維持に感謝し、引き続きの支援を依頼しました。また、更なる関係強化に向けて意見交換を行いました。

ヒルマー第三代ハンブルクさくらの女王訪日報告会
 
 9月16日(金)、加藤総領事は、ハンブルク独日協会主催によるリンダ・ヒルマー第三代ハンブルクさくらの女王による訪日報告会に参加しました。

 ハンブルクさくらの女王は、1968年に初代ハンブルクさくらの王女が選出されて以降、2015年にハンブルクさくらの女王への名称変更を経て、日ハンブルク、日独交流に貢献してきています。
 報告会の冒頭、加藤総領事から、本報告会が対面で実施されることに歓迎するとともに、ヒルマー女王が任期のほとんどがコロナ禍という特殊事情の中にあったが、日ハンブルク、日独関係の深化のためにできる限りの貢献をいただいたことに謝意を述べ、今後も親善大使として、またその任期終了後もぜひ二国間交流に協力願いたい旨の挨拶を行いました。
 ヒルマー女王からは、今年4月に日本を訪問し、さくら功労者表彰式への出席、さくら振興議員連盟への表敬、横浜訪問(横浜港はハンブルク港のパートナー港)などが報告されました。その後出席者との間での質疑応答が行われました。

ウルリヒ・メートゲ元リューネブルク市長への旭日小綬章伝達式

 9月16日(金)、加藤総領事公邸において、ウルリヒ・メートゲ元リューネブルク市長への旭日小綬章伝達式が行われました。メートゲ元市長は、1991年から2021年までの30年間、リューネブルク市長として、姉妹都市である徳島県鳴門市との交流促進に比類無い貢献を果たしました。また、日独青少年の相互理解促進、2018年の「DAIKU2018年」(ベートーヴェン「第九交響曲」日本初演100周年記念イベント)への参加など、長年にわたる日独間交流及び相互理解の促進に大いに貢献された功績が認められ、令和3年秋に叙勲が決定されました。
 伝達式において、加藤総領事から、メートゲ元市長がリューネブルク市と鳴門市の姉妹都市交流を促進し、深めた功績をたたえ、今後も姉妹都市交流の発展に向けた助言をいただきたいと述べました。
 メートゲ元市長からは、市長を務めた30年の間、歴代の鳴門市長と協力し、良好な姉妹都市関係を築きあげた功績が認められ、叙勲を受けたことを大変光栄に思う、これからも日独交流に貢献してきたいと述べられました。また、泉理彦鳴門市長からのお祝いのメッセージを加藤総領事から披露しました。
 伝達式後、メートゲ元市長を囲んで、和食、日本酒、日本産ワインで、和やかな雰囲気の中で歓談が行われました。

加藤総領事のゴスラー市長表敬およびゴスラー市1100周年記念祭太鼓イベントへの参加
 9月11日(日)、加藤総領事は、ニーダーザクセン州ゴスラー市を訪問し、シュヴェルトナー・ゴスラー市長を表敬しました。また、ゴスラー市1100周年記念祭における太鼓イベントに際し、開幕の挨拶を行いました。
 加藤総領事からは、シュヴェルトナー市長に対し、ゴスラー市在住の在留邦人および日系企業への日頃の市側からの支援に感謝し、引き続きの協力を依頼するとともに、日ゴスラー間の経済・文化交流について意見交換を行いました。
 太鼓イベントで披露された明石太鼓(マグデブルク市で活動する団体)のパフォーマンスは、訪れた観客を魅了しました。

加藤総領事のブレーマーハーフェン市長表敬
 9月9日(金)、加藤総領事は、ブレーメン州ブレーマーハーフェン市を訪問し、グランツ・ブレーマーハーフェン市長およびフォン・ハーレン市議会議長を表敬しました。 
 加藤総領事からは、ブレーマーハーフェン市在住の在留邦人に対する日頃の支援に感謝を述べるともに、日ブレーマーハーフェン間の経済・学術交流について意見交換を行いました。

加藤総領事のSMM Hamburg 2022 ジャパン・パビリオン他視察

 9月6日(火)、加藤総領事は、ハンブルクで開催中の国際海事メッセ「SMM Hamburg 2022」(9月6日~9日)に出展中の、日本企業20社からなるジャパン・パビリオンや日本企業の展示ブースを視察しました。
 SMM Hamburgは世界最大級の海事メッセであり、2年毎にハンブルク・メッセで開催されています。”Driving the maritime transition”のテーマの下、今回で30回目を迎えた今回は、コロナ禍のため2018年以来4年ぶりの対面開催となりました。

徳島県女性ビジネスリーダー一行の来訪
 9月3日(土)、加藤総領事は、徳島県女性ビジネスリーダー一行の来訪を受け、意見交換を行いました。
 徳島県女性ビジネスリーダー一行は、ニーダーザクセン州ツェレ市にあるドイツ・マネジメント・アカデミー・ニーダーザクセン(DMAN)における研修参加のため来独しました。
 徳島県とニーダーザクセン州は、2007年以来友好提携関係にあり、今年で15周年を迎えます。DMANは、友好提携先の徳島県の女性ビジネスリーダーのための研修を2021年から実施しており、友好提携15周年の今年、徳島県からの対面での研修参加が実現しました。

日ハンブルク交流プログラム「University Challenge」関係者レセプション
 
9月2日(金)、加藤総領事公邸にて、「University Challenge」プログラム参加者及びハンブルク側関係者を招いたレセプションを開催しました。

 このプログラムは、ボルツェ・ハンブルク大使(※)のイシニアティブにより、東京大学ドイツ・ヨーロッパ研究センターとの共同で、ハンブルクの今の様子を日本の若い世代に知ってもらおうと企画された交流プログラムです。参加した東京大学の学生さん達は、「ハンブルク&東京:二つの港湾都市 互いに学びあい、共に学びあえることは何か?」のテーマの下、政治・経済、観光、交通について各チームに分かれてプレゼン動画を作成した他、ハンブルクの歴史、政治、経済等に関する講義を東京にて受講し、プログラム最後の現地視察としてハンブルクを訪れました。
 
(※)ハンブルクの国際的知名度向上のため、ハンブルク州首相が任命する親善大使。日本には、ボルツェ大使と小坂節雄大使の2名が任命されています。

加藤総領事のゲッティンゲン市長表敬
8月23日(火)、加藤総領事は、ニーダーザクセン州ゲッティンゲン市を訪問し、ブロイシュテット・ゲッティンゲン市長を表敬しました。   
加藤総領事からは、ゲッティンゲン市在住の在留邦人、日系企業への支援に対する市側からの支援に感謝し、引き続きの協力を依頼するとともに、日ゲッティンゲン間の経済・文化交流について意見交換を行いました。

加藤総領事のゲッティンゲン大学学長表敬
8月23日(火)、加藤総領事は、トラン・ゲッティンゲン大学学長を同大学にて表敬し、日本との学術交流につき意見交換を行いました。  
ゲッティンゲン大学は現在、計10校の日本の大学(千葉大学、北九州大学、京都大学、関西大学、大阪大学、大手門学院大学、東北大学、東京外国語大学、早稲田大学、和歌山大学)と学術・研究交流を行っています。

加藤総領事のオルデンブルク市長表敬
8月18日(木)、加藤総領事は、クロークマン・オルデンブルク市長をオルデンブルク市庁舎にて表敬しました。
加藤総領事からは、オルデンブルク市在住の在留邦人、日系企業への支援に対する市側からの支援に感謝し、引き続きの協力を依頼するとともに、日オルデンブルク間の交流について意見交換を行いました。

加藤総領事のオルデンブルク大学学長表敬
8月18日(木)、加藤総領事は、ブルーダー・オルデンブルク大学学長を同大学にて表敬し、日本との学術交流につき意見交換を行いました。
  オルデンブルク大学は現在、計7校の大学(パートナー校提携:鹿児島大学、仙台大学、東北大学、その他の交流協定締結:兵庫教育大学、神戸大学、福岡教育大学、大阪市立大学)と学術交流等の協力関係にあります。

加藤総領事のカーリッシュ・リューネブルク市長表敬
 8月10日(水)、加藤総領事は、カーリッシュ・ニーダーザクセン州リューネブルク市長を表敬し、リューネブルク市在住の在留邦人及び日系企業への日頃の支援に謝意を述べ、また同市と徳島県鳴門市との姉妹都市交流をはじめとする日独関係につき意見交換を行いました。
 リューネブルク市と鳴門市は、1974年以来姉妹都市関係にあり、以来、一年交代で両市の親善使節団の相互訪問が継続的に行われ、コロナ禍ではオンラインで鳴門市主催によるメートゲ前リューネブルク市長の退任送別行事が行われるなど、両市民による活発な交流が行われています。この交流を支えるリューネブルク独日協会のゲバル会長も、今回の表敬に同席されました。

加藤総領事のハノーファー市主催広島原爆犠牲者追悼式典への出席
 8月6日(土)、加藤総領事は、ハノーファー市で開催された広島原爆犠牲者追悼式典に出席しました。
広島市と姉妹都市のハノーファー市では、毎年、8月6日に同市内エギディエン教会で広島原爆犠牲者追悼式典及び追悼献茶式が開催されています。
 クラップロート・ハノーファー市副市長他から追悼の言葉が述べられた後、8時15分に平和の鐘(広島市から寄贈)がつかれ、一同黙祷しました。
 キリスト教青年会ハノーファー支部による千羽鶴の奉納の後、ひろしま文化大使の中本洋世氏(上田宗箇流正教授)による追悼献茶式が行われました。

加藤総領事の閉鎖性・浅瀬水域オペレーション研究拠点訪問
 8月4日(木)、加藤総領事は、シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン州キール市にある閉鎖性・浅瀬水域オペレーション研究拠点(Centre of Excellence for Operations in Confined and Shallow Waters)を訪問し、ファルティン所長/海軍少将を表敬した後、同研究拠点の活動につき説明を受け、意見交換を行いました。

加藤総領事のフルダ・キール大学学長表敬
 8月4日(木)、加藤総領事はフルダ・キール大学学長を表敬しました。
キール大学は、神戸大学と大学間学術交流協定を2016年に締結し、学術交流を行ってきています。
 加藤総領事とフルダ学長は、今後の大学間交流の具体的進展に関し、兵庫県・シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン州パートナー提携(1997年締結)も考慮しつつ、意見交換を行いました。

加藤総領事のリューベック商工会議所会頭表敬
 7月27日(水)、加藤総領事は、シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン州リューベック商工会議所にて、ゴルトベック同商工会会頭を表敬し、本年で30周年を迎える川崎市・リューベック市間友好提携に触れつつ、リューベック地域と我が国との経済関係、現下のウクライナ情勢を受けた州内経済状況等につき意見交換を行いました。

加藤総領事の徳島県訪問
 7月15日(金)、加藤総領事は、徳島県庁にて飯泉嘉門徳島県知事を表敬するとともに、日独交流を担当する県職員の方々と意見交換を行いました。
 徳島県は、ニーダーザクセン州と友好交流提携関係にあり、今年2022年で15周年を迎えています。10周年(2017年)の際には、飯泉知事及びヴァイル・ニーダーザクセン州首相の相互訪問も行われ、また東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に際しては、徳島市、鳴門市、那賀町が柔道、カヌー、ハンドボールのドイツ選手団のホストタウンとなり、事前キャンプも県内で実施されるなど、活発な交流が行われています。
 加藤総領事からは、飯泉知事及び県の日独交流担当の方々に対し、幅広い分野での活発な日独交流が継続されていることに敬意を表し、今後も、総領事館として可能な協力をさせていただきたいと述べました。
 県庁訪問に先立ち、加藤総領事は、阿波十郎兵衛屋敷にて佐藤憲治館長から400年の歴史を持つ阿波人形浄瑠璃について説明を受けました。また、阿波踊り会館を訪問し、同じく400年の歴史を持つ阿波踊りについて説明を受けました。

加藤総領事の鳴門市訪問
 7月14日(木)、加藤総領事は、徳島県鳴門市を訪問し、泉理彦鳴門市長を表敬し、日独交流を担当する鳴門市職員の方々と意見交換を行った後、板東俘虜収容所跡地及びドイツ館を訪問しました。
 鳴門市は、ニーダーザクセン州リューネブルク市と1974年以来姉妹都市関係にあり、以来、一年交代で親善使節団の相互訪問が継続的に行われ、コロナ禍ではオンラインで鳴門市主催によるメートゲ前リューネブルク市長の退任送別行事が行われるなど、両市民による活発な交流が行われています。
 加藤総領事からは、泉市長及び市の担当職員の皆様に対し、こうした活発な交流が継続されていることに敬意を表し、今後も、総領事館として可能な協力をさせていただきたいと述べました。
 その後、加藤総領事は、森清治ドイツ館長の案内で、村澤由利子鳴門日独友好協会会長とともに板東俘虜収容所跡地を視察し、ドイツ館では、ベートーベンの第九がアジアで初演された同俘虜収容所の当時の様子につき、説明を受けました。
 

ハノーファーにおける「独日夏祭り」の開催

 6月26日(日)、ニーダーザクセン州ハノーファー市立公園内にて、ハノーファー独日協会及びハノーファー広島友好会共催による「独日夏祭り」が開催され、加藤総領事が冒頭挨拶を行いました。ヘルマン・ハノーファー副市長、ミヒャロヴィッツ・ハノーファー副郡長もオープニングで挨拶を行いました。 ハノーファーでは、例年、独日協会と友好協会が交互に夏祭りを開催していますが、コロナ禍で過去2年間開催できず、3年ぶりの開催となった今回は、両協会の共催で開催されました。上田宗箇流茶道(中本洋世・広島文化大使による茶席)、生け花展、太鼓演奏、各種武道のデモンストレーション、盆栽展、風呂敷展などの伝統的文化に加え、漫画クイズ、コスプレコーナー、和食コーナーなどが設けられ、晴天にも恵まれ、多数の来訪者で賑わいました。
 

第23回ハンブルク日本映画祭の開催

6月22日(水),第23回ハンブルク日本映画祭(Japan Film Fest Hamburg)がハンブルク市内映画館で開幕し、オープニングセレモニーに加藤総領事が出席し挨拶を行いました。ハンブルク日本映画祭は、1999年に開始されたドイツで一番歴史の長い日本映画に特化した映画祭であり、特に日本の若手映画監督による新しい作品が多数、上映されています。 コロナ禍のため第21回、第22回はオンラインで開催され、今回は3年ぶりに映画館での上映となり、また、作品の監督、制作者、俳優の皆様など16名が日本から来訪しました。6月26日までの開催期間中,ハンブルク市内3つの映画館にて90近い作品が上映され、作品に対しては,最優秀聴衆賞等の各賞が授与されます。
 

白馬クラブ夏期会合の開催

  6月16日(木)、加藤総領事は、柳駐独大使とともに、ニーダーザクセン州ヴォルフスブルク市内ホテルで開催された、白馬クラブ夏期会合に出席し、挨拶を行いました。白馬クラブは、ニーダーザクセン州及び周辺地域に進出している日系企業と同州ドイツ企業及び州経済省関係者等の交流の場として、1996年に設立され、今回、新型コロナウイルス感染防止措置の緩和を受け、約2年半ぶりに対面にて開催されました。加藤総領事からは、ニーダーザクセン州駐日代表事務所開設や投資・企業誘致パンフレット/ウェブサイトの日本語版作成を通じた、同州経済省による我が国との経済関係の発展への尽力に感謝するとともに、本年は徳島県・ニーダーザクセン州友好提携15周年であることを紹介し、総領事館としても、日・ニーダーザクセン州間の経済・文化両側面での交流の発展に向け、可能な支援を行っていく旨述べました。 
 

山守雄ハンブルク大学アジア・アフリカ研究所日本学研究室非常勤講師への外務大臣表彰伝達式

  6月9日(木)、加藤総領事公邸にて、山守雄ハンブルク大学アジア・アフリカ研究所日本学研究室非常勤講師への令和3年度外務大臣表彰の伝達式が行われました。山守氏は、1974年以来約50年に亘り、ハンブルク大学の日本語教師として、ドイツにおける日本語教育を推進した功績が認められ、この度の受章となりました。
 加藤総領事は、伝達式において、山守氏の大学生への日本語教育を通じた対日理解の促進やドイツ国内での日本語の普及・日本語教育の質の向上に対する比類ない貢献、また、書道や茶道(表千家)の知見を生かした日本文化の発信への尽力を讃えました。
 山守氏からは、今回の受章及びこれらの活動への様々な方々の支援に対し感謝の意が述べられました。
 

加藤総領事のブレーメン経済工科大学における講演

 6月8日(水)、加藤総領事は、ブレーメン経済工科大学にて、国際経営学部日本プログラムの学生に対し、「自由で開かれたインド太平洋」を中心に、我が国の外交・安全保障政策についての講演を行いました。講演後の質疑応答では、参加した学生達と活発な意見交換を行いました。
 

加藤総領事のドイツ連邦軍上級士官大学校訪問

 6月1日(水)、加藤総領事は、ハンブルク市内にあるドイツ連邦軍上級士官大学校を訪問し、同大学校長のコール少将を表敬した後、ニーダーザクセン州に拠点を置く連邦軍補給大隊の幹部隊員に対し、我が国の外交・安全保障政策に焦点を当てつつ日独関係についての講演を行いました。
 

加藤総領事の第32回情報モデリング・知識データベースに関する日欧会議・開会セッションへの出席

 5月31日(火)、加藤総領事は、第32回情報モデリング・知識ベースに関する日欧国際会議(於:ハンブルク応用科学大学)のオープニングセッションに出席し、挨拶を行いました。
 この会議は、32年前に日本とフィンランドの専門家のイニシアティブで開始され、その後、二国間の枠を超え、欧州そして欧州を越える地域にまで拡大され、現在は、タイ、インドネシアといったアジア地域からの参加も得ています。過去2年間、コロナ禍でオンライン開催でしたが、今回はハイブリッド開催となりました。日本の専門家の方々は、オンラインで参加されました。
 加藤総領事からは、3年続けての会議開催校となったハンブルク応用科学大学を含め関係者の尽力に敬意を表すとともに、コロナ禍を経てデジタル化が一層加速される中、データサイエンスの有効活用を通じて、我々の生活、社会全体をより良いものとするためのソフトウェア開発と実証を目指す日欧会議の議論の成功を祈りました。
 

加藤総領事のベルクマン・ノイミュンスター市長表敬

 5月25日(水)、加藤総領事は、シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン州ノイミュンスター市庁舎にて、ベルクマン市長を表敬しました。
 加藤総領事からは、ノイミュンスター市在住の在留邦人、日系企業への支援に対する市側からの支援に感謝し、引き続きの協力を依頼しました。
 加藤総領事とベルクマン市長は、日ノイミュンスター間の交流の進展について意見交換を行いました。
 

加藤総領事の「あわせ」展オープニングへの出席

  5月21日(土)、加藤総領事は、ニーダーザクセン州ツェレ市内ギャラリーで開催された「あわせ -対峙と融合―」展オープニングに出席しました。 
 この「あわせ」展は、メクレンブルク・フォアポメルン州にある「ミツコ城」で開催されている美術展シリーズ「簡素さへの道(Wege zur Schlichtheit)」の第18回展覧会展示作品をツェレ市のヨヒム・ギャラリーで展示するものです。 
加藤総領事からは、日本文化における「簡素さ」の概念を追求する美術展シリーズの1つが、本年、対面でツェレ市のギャラリーで開催されることを歓迎し、今回の展覧会のテーマである「あわせ」(合気道における基本要素の1つ)が、欧州及び日本の芸術家によりどのように表現されているかについて拝見できることを楽しみにしている旨述べました。また、昨2021年が日独交流160周年であったこと、今年が徳島県・ニーダーザクセン州間友好提携15周年であることを紹介し、今回の展示会により、日独関係が一層進展することを期待する旨述べました。

 
 

加藤総領事のヴァイルマン・ヴォルフスブルク市長表敬

  5月16日(月)、加藤総領事は、ヴァイルマン・ヴォルフスブルク市長を表敬しました(於:ヴォルフスブルク市庁舎)。
 ヴォルフスブルク市は、豊橋市と2011年以来パートナーシティ提携関係にあり、昨2021年にオンラインで提携10周年を祝いました。
 加藤総領事は、2021年10月に就任したヴァイルマン市長に対し、ヴォルフスブルク市の在留邦人及び日系企業への市側からの支援に謝意を述べ、日本とヴォルフスブルクとの関係の進展に向けて引き続き協力していきたいと述べました。
 
 

加藤総領事のSoundColoursコンサートへの出席

 5月4日(水)、加藤総領事は、リューベック市内で開催された「SoundColours」コンサートに出席し、挨拶を行いました。
 これは、日本で発案・開始されたコンサート・プロジェクトで、音楽・美術間、芸術家・観客間などの「境界」を越えて、様々なものが共生する舞台を皆で創り上げるというものです。リューベック室内管弦楽団の演奏に合わせて、日本から来訪したアーティストが壁一面のスクリーンに絵を描き、観客も画用紙に絵を描く体験をしました。
加藤総領事からは、今年、川崎市・リューベック市が友好都市提携30周年を、また兵庫県・シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン州が友好提携25周年を迎えることを紹介し、今回のコンサートが日本と関係の深いリューベックで開催されたことは偶然ではなく、このような文化交流が昨2021年日独交流160周年を経て、日独関係を一層進展させることを期待する旨述べました。  
 
加藤総領事の「思い出 ~日本回顧展~ ドナーティ家コレクション」オープニング出席
5月1日(日)、加藤総領事は、ラインベック城(シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン州ラインベック市)で開催された「思い出(OMOIDE)、~日本回顧展~ ドナーティ家コレクション」オープニングに出席し、挨拶しました。  この展覧会では、1920年代に鎌倉に滞在したドナーティ家が収集し、最近地元の美術財団に寄贈された約130点の日本の江戸時代の美術・工芸品のコレクションの一部が展示されています。 加藤総領事からは、今回の展示会開催は、2021年の日独友好160周年を経て、北ドイツにおける日本への関心が引き続き高いことを示すものであり、長く伝統のある日独関係における更なる架け橋となることを期待する旨述べました。  
 
チェンチャー・ハンブルク州首相表敬
 3月21日、加藤総領事は、柳駐独大使のチェンチャー・ハンブルク州首相への着任表敬に同行しました。
 同州首相とは、在留邦人、日系企業への支援に謝意を述べた上で、友好提携を結んでいる大阪市や、エネルギー・ライフサイエンス分野において同州と緊密している神戸市との関係強化、日本と同州との水素分野における連携の促進、ウクライナ情勢などについても意見交換を行いました。
 
ベックマン・独連邦軍大学学長表敬
 3月21日(月)、加藤総領事は、ハンブルクを来訪した柳駐独大使とともに、独連邦軍大学にてベックマン学長を表敬しました。ベックマン学長から同大学の概要説明、キャンパス内各施設の案内を受けた後、我が国を取り巻く安全保障環境を説明しつつ、ウクライナ情勢についても意見交換を行いました。
 
加藤総領事のイケムラレイコ氏個展「クジャクが翼を広げるとき」オープニングイベントへの参加
 3月13日、加藤総領事は、シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン州ノイミュンスター市内で開催されたヘルベルト・ゲーリッシュ財団主催イケムラレイコ氏個展「クジャクが翼を広げるとき」(開催期間:3月13日~7月24日)オープニングイベントに参加し、挨拶を行いました。同イベントは、日独交流160周年記念認定事業です。
 同個展は、ドイツ及びスイスに在住し、欧州を中心に各国で様々な個展を開催している芸術家イケムラレイコ氏の40年に亘る芸術活動を回顧し、絵画、ドローイング、グラフィック、銅像等の約50作品を展示しています。
 加藤総領事は、イケムラレイコ氏の作品ではジェンダーや平和、相互理解、アジアと欧州の架け橋といったテーマが扱われ、このような芸術作品を通じた相互理解の促進は「日独交流160周年」の趣旨に叶うものであること、また、同展が知日家のみならず日本との接点がなかった方々にとっても日独の架け橋となることを期待している旨述べました。
 
加藤総領事の国際女性の日関連オンラインイベントへの参加
 国際女性の日である3月8日(火)、加藤総領事は、ハンブルク市内ハパックロイド社にて開催されたオンラインイベントに参加しました。  このイベントでは、ハパックロイド社の幹部職員及び社外の働く女性が、それぞれの経験を紹介しつつ、女性の社会進出についての課題につき議論し、オンラインを通じて傍聴者からの質問にも答えました。
 加藤総領事からは、自身の経験に加えて、日本のジェンダー外交についても紹介しました。
 
在外公館文化行事「Cool Japan! Bento-Box – früher und heute」の開催
2月27日(日)、ローテンバウム世界文化芸術博物館にて、弁当箱をテーマとした文化行事「Cool Japan! Bento-Box – früher und heute」開催し、加藤総領事はビデオにて挨拶を行いました。本イベントは、日独交流160周年事業です。  同行事では、伝統工芸から機能性に優れた弁当箱など様々な種類の弁当箱・関連書籍を展示するとともに、「お弁当」をテーマとした映画作品の上映、日本語講師、日本留学経験者等が自身のお弁当の経験を語る「お弁当」パネルディスカッション、実際のお弁当作りを紹介するお弁当ワークショップ(オンライン)を開催しました。  加藤総領事からは、本イベント開催の経緯として、共催団体であるローテンバウム世界文化芸術博物館とは、日本のひな祭りをきっかけとした長年のイベント共催による協力関係を築き、2020年からは、日本の伝統の他、現代的な文化にも焦点を当てた「Cool Japan」を冠テーマとしたイベントへと発展させた旨紹介するとともに、お弁当は、そのコンパクトで持ち運びに困らず、短時間でバランスよく栄養を補給できるといった機能性が豊富で、再利用・リサイクルを通じたゴミの削減や環境保護にも貢献している旨述べました。
 
日独交流160周年記念 日ハンブルク通商関係文書展示・講演会の開催
2月18日(金)、当館及びハンブルク商業会議所の共催で、日独交流160周年記念事業「日ハンブルク通商関係文書展示・講演会 ―過去、現在そして今後―」(於:ハンブルク商業会議所内ホール)を開催しました。  ヴェストハーゲマン・ハンブルク州経済大臣、アウスト・ハンブルク商業会議所会頭及び加藤総領事によるスピーチに続き、カールステン前駐カンボジア・ドイツ大使/元大阪・神戸独総領事及びイリエスC.Illies & Co. CEO/独アジア太平洋ビジネス協会副会長から、各人の実体験も踏まえて過去の日独関係を振り返り、今後についての示唆を含むプレゼンテーションが行われました。  加藤総領事からは、ハンブルク州立文書館、ハンブルク経済蔵書財団他の協力の下で展示された日ハンブルク間、日プロシア間の歴史文書を紹介した上で、この行事を通じて、日EU・EPAの実施や2025年大阪・関西万博も視野に、エネルギー転換、デジタル化、モビリティ転換等日ハンブルク、日独双方の共通の関心事項において一層の協力に向けて、また共通の価値を有するG7メンバーである日独が国際社会の新たな課題への取組において果たすべき役割について示唆が得られることを確信している旨述べました。