加藤総領事の「板東俘虜収容所資料展示会」オープニング出席

2019/3/19

 3月13日(水),加藤総領事は,ニーダーザクセン州州議会ロビーにおける「板東俘虜収容所展示会“鉄条網の裏側で”」のオープニングに出席しました。
 ニーダーザクセン州は,2007年来,徳島県と姉妹関係にあります。第一次世界大戦中,徳島県鳴門市にあった板東俘虜収容所に収容されていたドイツ人俘虜により,日本におけるベートーベン第九交響曲の初演が行われたことは良く知られています。昨2018年はその初演から100周年であったことから,「DAIKU 2018」と称して第九コンサートを含む100周年事業が日本とドイツの双方で多数開催されました。
 今回の展示会は,鳴門市と姉妹関係にあるニーダーザクセン州リューネブルク市の博物館が持つ板東俘虜収容所関連の資料を同博物館が2017年に展示したところ,好評だったことから,昨2018年は同州ヴィルヘルムスハーフェン市にて,そして今回はニーダーザクセン州の州都ハノーファー市にある州議会ロビーでの展示となりました。
 オープニングでは,アンドレッタ州議会議長,加藤総領事,オネー州欧州・地方開発等担当大臣がそれぞれ挨拶を行い,リューネブルク市博物館関係者が展示内容とその歴史・社会的背景について説明を行いました。オープニングには,ハノーファー市を短期訪問中の徳島県城ノ内高校の生徒さんと先生方,またその生徒さん達を受け入れている地元のギムナジウムの生徒さんと先生方も出席されました。収容所という場所でありながら,鳴門市民とドイツ人俘虜との人的交流,そして異文化間交流が行われ,それが今日の日独両国民の交流にもつながっているということを出席者は展示資料を通じて体感しました。