令和6年秋の外国人叙勲 ジョン・ノイマイヤー元ハンブルク・バレエ団芸術監督兼首席振付家への叙勲

令和6年11月3日
 2024年11月3日付けで、令和6年秋の外国人叙勲の受章者名簿が公開されました。
 今回、当館管轄州(ハンブルク州、ブレーメン州、ニーダーザクセン州、シュレスヴィッヒ=ホルシュタイン州)からは、以下の方への叙勲が決定しました。
 
旭日中綬章
ジョン・ノイマイヤー氏
元ハンブルク・バレエ団芸術監督兼首席振付家

© Kiran West

 ノイマイヤー氏は、世界を代表するバレエ監督・振付家であり、ハンブルク・バレエ団芸術監督兼首席振付家として、50年以上にわたり活躍してこられました。
 ノイマイヤー氏は、能や歌舞伎、文学といった我が国の伝統文化にも造詣が深く、その影響を受けたバレエ作品を数多く創作し、ドイツ及び諸外国で上演することで、自身のバレエ作品を通じた日本文化の普及に大きく貢献されました。
 また、ノイマイヤー氏は、ハンブルク・バレエ団及びハンブルク・バレエ校において、多くの日本人ダンサーを指導し、日本を代表するバレエダンサーを輩出する等、日本バレエ界の人材育成にも大きく寄与されています。
 こうしたバレエを通じたドイツ及び諸外国における日本文化の紹介及び文化交流の促進に寄与した功績が認められ、今回の受章となりました。