中本洋世ひろしま文化大使/茶道上田宗箇流家元正教授への在外公館長表彰

令和5年11月9日
   

   
                  ©Landeshauptstadt Hannover/Helge Krückeberg

 11月4日、戸田総領事は、ニーダーザクセン州ハノーファー市庁舎において、中本洋世氏に対する在外公館長表彰を実施しました。中本氏は、ひろしま文化大使及び茶道上田宗箇流家元正教授として、ドイツ、特にハノーファーにおいて30年以上にわたり茶道の普及と茶道を通じての日本文化紹介に尽力してこられ、本表彰はその日独相互理解の促進と友好親善への多大なる貢献に敬意を表し、讃えるものです。
 広島県広島市とニーダーザクセン州ハノーファー市は、1983年から姉妹都市関係にあり、本年で40周年を迎えました。ハノーファー市には、1988年に広島から寄贈された茶室「洗心亭」において茶道教室が開催されるなど、茶道の分野でも非常に活発な交流が行われています。
 中本氏は、1981年に茶道上田宗箇流(家元:広島市西区)に入門、93年には、茶道講師として広島市からハノーファー市に派遣され、以降ハノーファー市を中心に数多くの日本関連行事において茶会を開催し、2007年には広島市から「ひろしま文化大使」に任命されています。その間、茶道を通じ日独の相互理解・友好親善に貢献されました。