加藤総領事からの年頭のご挨拶

令和5年1月12日

 年頭ご挨拶

 令和5年1月

 令和5年(2023年)の年頭に当たり、一言ご挨拶申し上げます。 
 昨年は、コロナ禍が続く中、ロシアによるウクライナ侵攻、エネルギー危機、世界的インフレなど国際情勢において大きな変化があり、私たちの日々の生活にも大きく影響を及ぼしました。 
 ここ北ドイツにおいては、コロナ禍はだいぶ落ち着きを見せてきており、対面行事の復活など、私たちの生活も徐々に正常化しつつあります。ただし、コロナが克服されたわけではなく、またウクライナにおける戦争も続いており、引き続き私達は多くの困難に立ち向かわなくてはならない厳しい現実に直面しています。
 そうした中にあっても、相互に支え合い、またよりよい社会の実現に向けて前向きに向かっていこうという機運が感じられる昨今です。
 価値を共有する日本とドイツとの関係は、一層深化しています。日本と北ドイツとの関係も同様です。本年日本は、G7議長国をドイツから引継ぎ、日独関係を進展させながら、国際社会が直面する多くの困難にG7議長国として対処していきます。当総領事館としましても、それに相応しい対外活動を展開していきたいと思っています。また、日本と北ドイツの関係が一層進展するよう尽力したいと思っています。
 昨年3月、当総領事館事務所は移転し、領事窓口がより広くなりました。来訪者の方々に、心地よく当館をご利用いただけるようになっていれば幸いです。これからも皆様とともにある総領事館であり続けたいと思っています。
 最後に、皆様のご多幸とご健康をお祈りします。 

                                                                     在ハンブルク日本国総領事  

加藤 喜久子