令和4年秋の外国人叙勲 モアース元ヴォルフスブルク市長への叙勲

令和4年11月3日
2022年11月3日付けで、令和4年秋の外国人叙勲の受章者名簿が公開されました。
今回、当館管轄州(ハンブルク州,シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン州,ニーダーザクセン州,ブレーメン州)からは、以下の方への叙勲が決定しました。

旭日小綬章
クラウス・モア―ス氏
元ヴォルフスブルク市長

 
 モアース元ヴォルフスブルク市長は、2012年から2021年までヴォルフスブルク市長としてパートナーシティである豊橋市との友好関係の促進に加え、ニーダーザクセン州内日系企業との経済関係強化やビジネス環境の改善に尽力するなど、類まれなる貢献を果たされました。モアース氏は、市長就任以来豊橋市との間でマラソンランナーや中学校・実科学校の生徒、調理師の相互派遣を行ったほか、2012年には青少年の絵画交流として第一回ヴォルフスブルク市交流絵画コンクールを開催するなど、多様な分野で両市の交流の発展に大きく貢献されました。また、経済面についても、同市に所在するフォルクスワーゲン本社のレストランにおける日本料理教室、同市内レストランにおけるジャパン・ウィーク開催を通じた日本食のプロモーション、ニーダーザクセン州・日系企業間の定期会合である「白馬クラブ」への参加を通じ、日系企業と交流し、ビジネス環境の更なる改善に向けた意見を聴取するなど、日独経済交流の促進に寄与しました。こうしたパートナーシティ関係の発展、日本とドイツの間の相互理解の促進に大いに貢献された功績が認められ、今回の受章となりました。