加藤総領事の「キールにおける日本」パネルディスカッションへの参加

令和3年10月25日
 

 10月23日(土)~10月24日(日)、シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン州キール芸術ホールにて、日独160周年記念イベント「キールにおける日本(Japan in Kiel)」が開催され、加藤総領事は、23日に実施された日シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン(SH)州関係等をテーマとするパネルディスカッションにパネリストとして参加しました。本イベントは、当館及びシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン独日協会共催の在外公館文化事業です。
 パネルディスカッションでは、パネリストの日本あるいはドイツの印象や、日SH州関係の歴史と現状、日本との協力の中で体験された文化的相違、今後の協力分野等につき議論されました。
 加藤総領事からは、文化交流、日本語教育、学校間交流による市民レベルでの活動を通じ、日SH関係の進展に大きな貢献を行っているSH独日協会やフンボルト・シューレの活動に改めて感謝するとともに、日独両国が、民主主義、法の支配等基本的価値を共有するG7メンバー国同士であることを想起し、2019年発効の日EU・EPAを基盤とした貿易関係の一層の発展、また水素を含むエネルギー転換、デジタル化、ライフサイエンス等の日独双方が関心を寄せる分野での協力関係の具体化と一層の相互理解への期待を述べました。